【かきぞめ大会25御礼】
会員の皆様へ
中旬から寒さも厳しさを増してきていますが、1月22日さいわいにも天候に恵まれ、
杉乃会25年目の「かきぞめ大会」を無事開催することができました。
改めて御礼を申し上げます。ひとえに、ご参加のお子様方や成人会員の皆様、また 当日進行をあたたかく見守って下さった保護者の皆様のおかげと感謝しています。
今回は、やむを得ない事由のためにお出でになれなかった方も、ご声援、応援など、本当にありがとうございました。
学習の一環としての行事ですが、間違いなく関わってくださる皆さまの成長につながっていると強く感じています。
本来、人前に作品を掲示したり、実際に筆をふるって書くことはとても緊張するものです。
しかし緊張感というのはなるべく味わった方が、精神力、ひいては技術力の向上につながります。
どのジャンルや生活であっても、技術をうまく発揮するには「落ち着いた心」が必要です。
技術は知識や経験で向上しますが、心はどのように向上するのでしょうか。
それは「一生懸命に打ち込んだ時」と「楽しい時」です。一生懸命な自分に気がつくと嬉しいし、笑っている時は心が上を向いていると思います。
普段の教室では「きれいな文字を書く」ための技術や知識を伝えることに、私たちも集中して取り組んでいます。
姿勢をただし、誠実に皆様と向き合っていることが、当会の喜びと考えます。
そこにひとつ加えるなら、皆様の心の成長に関わらせていただく教室でありたいと願っています。
最後に、ご協力いただきました今年度のスタッフの皆さま、行事の進行をとどこおりなく支えていただき、まことにありがとうございました。
心から御礼を申し上げます。
平成29(2017)年度も変わらぬご支援をたまわりますよう、心よりお願い申し上げます。
書画 杉乃会 鵜島朴同