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莫山先生に傾倒す。




…いかん、もう2時。。どうも、鵜島です。。zzZ…


榊莫山先生の「筆の話」を再読。
今日で全部は読めんだろうと思っていたのだけど、
それこそ「筆の話」が続く中、いきなり莫山先生、とある正月に、自前の髪を切り落とし、筆屋さん(一心堂)に送るエピソード。

「せんせ、速達つきましたァ。このゴマ塩の毛、一体なんだんネ」
「わしの頭の毛ェや」
「せんせ。びっくりさせなはんな。正月やゆうのに」
「筆になりますやろ…」

(中略)

「(そんなんしたら頭が寒いのは…(笑)) 
 あたりまえでっせ!
 正月やゆうのに、せんせは無茶苦茶や」

「筆には、冬の毛が一番というやないか」

ここで吹いた(笑)
昔(20年前)は、なにも考えずに読んでいた。もちろん、わらったところではない。。
けど、今、笑える。

僕は、変わったのでしょうね。

いいんだ。生きているのだから。

…その勢いで、読了。すばらしかった。
妥協をしない人の話は、素晴らしい。
最後に、莫山先生の名言を記しておきます♪

「まっすぐ、
前ばかり見とっても、何も見えてこんで。
人生、大事なことは、
横っちょの方に、転がってるもんや」

「芸術のありようが、権威や権力に対して、卑屈になっている」

今も昔も未来も。

【2014/09/12 02:49 】 | 水墨画 | 有り難いご意見(0)
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