…いかん、もう2時。。どうも、鵜島です。。zzZ…
榊莫山先生の「筆の話」を再読。
今日で全部は読めんだろうと思っていたのだけど、
それこそ「筆の話」が続く中、いきなり莫山先生、とある正月に、自前の髪を切り落とし、筆屋さん(一心堂)に送るエピソード。
「せんせ、速達つきましたァ。このゴマ塩の毛、一体なんだんネ」
「わしの頭の毛ェや」
「せんせ。びっくりさせなはんな。正月やゆうのに」
「筆になりますやろ…」
(中略)
「(そんなんしたら頭が寒いのは…(笑))
あたりまえでっせ!
正月やゆうのに、せんせは無茶苦茶や」
「筆には、冬の毛が一番というやないか」
ここで吹いた(笑)
昔(20年前)は、なにも考えずに読んでいた。もちろん、わらったところではない。。
けど、今、笑える。
僕は、変わったのでしょうね。
いいんだ。生きているのだから。
…その勢いで、読了。すばらしかった。
妥協をしない人の話は、素晴らしい。
最後に、莫山先生の名言を記しておきます♪
「まっすぐ、
前ばかり見とっても、何も見えてこんで。
人生、大事なことは、
横っちょの方に、転がってるもんや」
「芸術のありようが、権威や権力に対して、卑屈になっている」
今も昔も未来も。
拝