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岡山顛末記。

先日広島での席書大会に参加した折に、せっかくここまで来たのだから!と、岡山まで足を伸ばしました。

目的は岡山県立美術館でやっている「長谷川等伯と雪舟流」という展覧会を見る為でした(^_^)v

長谷川等伯は雪舟五代と自称した稀代の絵師で、日本戦国時代を駆け抜けた人ですね。
屏風絵、障壁画が目白押しですが、
彼の功績は神格化され、模倣概念の廃れていく雪舟派を再び揺り戻して、模倣からの秀逸を確立させたところにあると僕は思っていますo(^-^)o

等伯がいなかったら、狩野派すら衰退していたのではないでしょうか?
やはり、何時の時代も、強烈なライバルがいてこそ、技術、精神も発展するのでしょうね。

昔の人がすごいのは、ライバルとの切磋琢磨に、十年二十年は、かけれるということですね(^_^)

とにもかくにも、国宝、重文級の水墨画が目白押しで、僕の体温も上がってしまうわけですよ(笑)


あの、人間の興奮する場面って(笑)、その…様々ですよね。。


とにかく僕は興奮してしまって、等伯!雪舟!夏珪!!玉潤!牧谿!雪村!と(笑)鼻息も荒く、


こう。。


展示のガラスにすれすれまで鼻をつけて、その筆遣いやら濃淡やら、構図の計画性やらをまじまじとのぞきこむわけですから、僕の顔の動くにつれ、、


こう、展示ガラスに僕の鼻息が(笑)白く煙るわけですよ(笑)


ホントにもう…端から見たら…「なんでコイツこんなに興奮しとるんや!?」てな感じでしたでしょうね。。


色んな眼で見られながら、物販コーナーにて書籍を購入。


ほくほくとしておりましたね(照)


よい旅でした。
こんな旅が出来るのも本当に皆さまのおかげです。

朴同

【2012/02/26 00:55 】 | 水墨画 | 有り難いご意見(0)
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