記憶が不意に、そのフタを開く。ってことありませんか? どうも、鵜島です。 記憶は脳のメカニズムですが、基本的には、「目で見た」ことからの記憶が主ですよね。 僕の友人に盲目の人がおりますが、彼のことを考えていたら、なぜか色んな事を今日は思い出してしまって、みょうにセンチメンタルな気分になってしまいました(笑)
秋ですね(笑)
僕は15年くらい前、水墨画の通信教育の会社にいた頃、手話サークルに入ったことがあります。 ハタチそこそこの頃ですね。 で、そこで親しくなったメンバーと聾唖者のみんなと一緒に、ちょうど桜の頃で、お花見に行ったのですが、流暢な手話でコミュニケーションを取り合う仲間を見て、なんだか奇妙な孤独感と軽い後悔を味わったことを覚えています。
前述の盲目の友人とは、友人ミュージシャンのライブで出会ったのですが、目が見えないのがすぐ分かって、でも何となく話を始めていたので、 「あつし君、握手をしましょう」と声をかけました。少し長めの握手をしながら、彼は「ああ、きりさんはこんな手をしているんですね」と言ったのが印象的です。友人ミュージシャンとの握手も僕は勧めて、二人は握手をしました。
「いつも歌声しか聞いてなかったですけど、ETさんは、こんな手をしているんですね。どんな顔なんでしょう」
僕が「髪は短いよ」というと、
彼は見えない眼をまん丸くして、「ETさんの髪はさらーっと長いと思ってました」と言いました(笑)
それから色々話した覚えがあります。
確か、秋の水曜日でした。
どんなふうに、おぼえているのかな?
鵜島 |
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